社員インタビューInterview
課題を一つずつ越えて
次世代太陽電池の普及へ
N.R.
ペロブスカイト開発室2021年入社
Section 01
次世代の太陽電池を
暮らしの屋根へ
私は、ペロブスカイト太陽電池の研究開発を担当しています。ペロブスカイト太陽電池は、従来のシリコン太陽電池に比べて高い発電効率が期待される次世代型の太陽電池ですが、実用化・普及に向けては、まだ多くの課題が残されています。私たちは、こうした課題を一つずつ解決し、ペロブスカイト太陽電池をより多くの方に利用していただくことを目指して、日々研究開発に取り組んでいます。
具体的には、材料の選定や太陽電池の構造検討、試作品の作製・評価を通じて、さらなる高効率化を目指しています。また、研究室レベルで得られた成果を量産技術へつなげるため、製造プロセスの検討にも取り組んでいます。
日々、小さな成果を一つずつ積み重ねていますが、いつか多くの皆さまの屋根に設置された長州産業の製品を、この目で見られることが私の夢の一つです。長州産業が培ってきた技術力を活かし、高性能で信頼性の高い製品を社会にお届けできるよう、これからも研究開発に取り組んでいきたいと考えています。
Section 02
試行錯誤の先にある達成感
ペロブスカイト太陽電池の開発では、高い変換効率を維持しながら、再現性を高めることに苦労した経験があります。期待した結果がなかなか得られず、原因を探ることに時間を費やしたこともありました。当初は原因を一つに絞って考えていましたが、実際には複数の要因が影響していることが分かり、実験計画を見直したこともあります。そのときは、先輩社員やチームメンバーに相談しながら仮説を立て、一つずつ検証を進めました。その結果、課題の本質を見つけることができました。技術的な知識だけでなく、周囲と連携しながら課題を解決していくことの大切さを学び、研究開発は一人で進めるものではなく、チームで成果を生み出す仕事だと実感するようになりました。
何度も試行錯誤を重ねた末に、目標としていた性能が得られたときには、ものづくりの醍醐味を感じます。自分で考えたアイデアや改善案が性能の向上につながったときや、それが開発方針に反映されたときには、技術者として大きなやりがいを感じます。昨日できなかったことが今日できるようになる。その積み重ねこそが、研究開発の面白さではないでしょうか。
Section 03
主体性が求められる
研究開発の現場
私は学生時代、酸化還元反応に寄与する触媒の材料研究に取り組み、研究成果を社会実装につなげたいという思いがありました。また、水素ステーションなどの新しい技術にも関心があり、将来は自分の研究や技術を社会に役立てたいと考えていました。そうした中で、長年にわたり太陽光発電事業に取り組みながら、新しい技術にも積極的に挑戦する長州産業の姿勢に魅力を感じ、入社を決めました。
入社前は、企業での研究開発は、決められた業務を着実に進めていくものだと考えていました。しかし、実際には自分で課題を見つけ、仮説を立て、実験計画を考えながら進めていく機会が多く、想像していた以上に主体性が求められる環境でした。自分の考えをもとに試行錯誤し、その結果を次の実験や改善につなげていくことに、研究開発の面白さを感じています。
仕事とプライベートのメリハリを自分でつくれることも、長く仕事を続けていくうえで大切だと感じています。休日は早朝から海釣りに出かけたり、家族と過ごしたりしてリフレッシュしています。仕事から離れて過ごす時間が、新しいアイデアや発想につながることもあります。自分で考え、行動し、学び続ける。そうした姿勢を大切にしながら、これからも技術者として成長していきたいと考えています。
ある日のスケジュール
8:10出勤、朝礼・安全活動・メール確認
9:00サンプル試作準備・溶液の作製・試作スケジュールの調整
10:00サンプル試作
12:00休憩・昼食
13:00サンプル試作
15:00分析
16:00データまとめ・進捗会議・片付け・翌日の準備
17:10清掃・メール確認、退勤
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