長州産業株式会社(本社:山口県山陽小野田市、代表者:代表取締役社長 岡本 晋、以下「当社」)は、太陽電池モジュールの高度リサイクルを通じて、太陽光発電を安心して運営できる環境の整備に取り組みます。

 

このたび株式会社新菱(三菱ケミカルグループ、本社:福岡県北九州市、代表者:代表取締役社長 土山 正明、以下「新菱」)のグループ会社である株式会社リサイクルテック(本社:福岡県北九州市、代表者:代表取締役社長 橋口 正)と処分委託契約を締結し、当社が廃棄する太陽電池モジュールについては高度リサイクルによる適正処理を実施いたします。

 

新菱は2010年より開発を続ける熱分解および高度選別処理方式により、アルミ・銅・シリコンセル(銀)・ガラスの高度リサイクルを実現しています。中でも重量比率の高いガラスについては、原料として板ガラスメーカーに納入できる純度での抽出を可能としています。

 

今後は新菱と定期的な情報共有体制を構築し、汎用性のある処理方法の確立とコスト低減をサポートしてまいります。またこれにより、さらなる再生可能エネルギーの導入、ガラスなどの製造現場におけるCO2排出量の削減、限りある資源の有効活用を推進し、持続可能な世界の実現に貢献してまいります。