U2の13年ぶりとなる奇跡の来日公演『ヨシュア・トゥリー・ツアー2019』(12月4日(水)・5日(木) さいたまスーパーアリーナで開催)2日目にて、弊社が開発した再生可能エネルギー由来水素ステーション『SHiPS(シップス)』で生成した水素を活用していただきました。

 長野県が運営するSHiPSにて、再生可能エネルギー(水力発電)と水から生成した水素を燃料電池自動車へ充填。コンサート会場では、燃料電池自動車トヨタMiraiから可搬型外部給電器Honda Power Exporter 9000を介して取り出したCO2フリーの高品質な電気をU2のギターであるジ・エッジ、ベースであるアダム・クレイトンの楽器電源に供給し、より良い音づくりに貢献しました。

 この度のプロジェクトは多摩大学ルール形成戦略研究所を中心とし、長州産業のほか、トヨタ自動車株式会社、本田技研工業株式会社、アーンスト&ヤング、ユニファイドサービス株式会社などが協賛しています。

 ルール形成戦略研究所客員研究員のSUGIZO(日本のロックバンドLUNA SEA及びX-JAPANのギタリスト)は「世界的な影響力を持つU2が水素コンサートを実行し、世界に情報発信することで、水素技術を活用したコンサートが世界に拡がることを期待します。また、この注目すべきプロジェクトが水素利活用に多様性をもたらすきっかけを世界に与え、世界規模で低炭素社会の実現が前倒しされていくことを期待します。」と語っています。SUGIZOは自身が所有する燃料電池車トヨタMiraiと可搬型外部給電器Honda Power Exporter 9000を提供しました。